2001-03-30 第151回国会 衆議院 環境委員会 第7号
前に「神鋼パンテック技報」の問題を申し上げましたけれども、ここでも、廃液処理は処理の過程で排水が系外に排出されることから、従来の水質基準を満たすだけではなく、ダイオキシン類やコプラナPCB、ヒドロキシPCB等の水質管理が非常に重要であると強調しています。
前に「神鋼パンテック技報」の問題を申し上げましたけれども、ここでも、廃液処理は処理の過程で排水が系外に排出されることから、従来の水質基準を満たすだけではなく、ダイオキシン類やコプラナPCB、ヒドロキシPCB等の水質管理が非常に重要であると強調しています。
実際、関西電力と同じく分解技術が認証された「神鋼パンテック技報」でも、絶縁油のダイオキシン類分析では、濃度一%で二百ナノグラム、濃度一〇%で六百九十ナノグラムが含まれている、そのことが報告されております。ですから私は、一%としての計算には全く根拠がない、このように思うのですが、いかがですか。
前に示した「神鋼パンテック技報」でも、金属ナトリウム法の分析限界値は二〇ppbとしております。 しかし、ダイオキシン対策法は、水質基準一ピコグラム、排水基準十ピコグラムであって、PCB処理のみを念頭に置いた実験結果では到底評価できないというふうに思います。その点はどうでしょうか。